たのまな

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

プロジェクトマネージャ試験について

プロジェクトマネージャ試験とは、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを、経済産業省により認定されている国家試験である情報処理技術者試験の、4つの区分に分けられたうち最も高度なスキルであるレベル4に位置づけられている試験です。

 

そして、プロジェクトマネージャ試験は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資源を確保し、計画した予算、納期、品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理・運営する者を対象としています。

 

プロジェクトマネージャは、SEやプログラマーなどの担当者をまとめ、システム開発計画を円滑に運営する責任者として、コミュニケーション能力を求められます。

 

プロジェクトマネージャ試験はIT業界内での評価も高く、しかも情報処理技術の国家資格のレベル4の資格であり、キャリアアップには非常に有利な資格といえます。

プロジェクトマネージャ試験概要

資格名 プロジェクトマネージャ試験
資格の種類 国家資格
受験資格 年齢・性別・学歴等に関係なく、誰でも受験可能
出題形式
午前問題
午前問題T:
多肢選択式(四肢択一)

午前問題U:
多肢選択式(四肢択一)

出題形式
午後問題
午後問題T:
記述式

午後問題U:
論述式

出題数/解答数
午前問題
午前問題T:
出題数/30問 解答数/30問

午前問題U:
出題数/25問 解答数/25問

出題数/解答数
午後問題
午後問題T:
出題数/4問 解答数/2問

午後問題U:
出題数/3問 解答数/1問

試験時間 午前問題T:50分

午前問題U:40分
午後問題T:90分
午後問題U:120分

出題分野
午前問題T
◇テクノロジ系(IT技術)

*基礎理論
*コンピューターシステム
*技術要素
*開発技術
◇マネジメント系(IT管理)
*プロジェクトマネジメント
*サービスマネジメント
◇ストラテジ系(経営全般)
*システム戦略
*経営戦略
*企業と法務

出題分野
午前問題U
◇テクノロジ系(IT技術)

*開発技術
(システム開発技術)
(ソフトウェア開発管理技術)
◇マネジメント系(IT管理)
*プロジェクトマネジメント
(プロジェクトマネジメント)
*サービスマネジメント
(サービスマネジメント)
◇ストラテジ系(経営全般)
*システム戦略
(システム企画)
◇ストラテジ系(経営全般)
*企業と法務
(法務)

出題分野
午後問題T/U
◇プロジェクトの計画立案に関する事

プロジェクトのスコープ・前提条件と運営方針の策定、要員・工数・資源などの計画、予算の策定と実行計画、工程計画、品質計画、調達計画、リスク分析とリスク対応計画、提案依頼書(RFP)、プロジェクトの意思決定手順、関連法規・標準など

 

◇プロジェクトの管理・運営に関する事
プロジェクト管理技法と適用技術、要件と見積り、組織・要員管理、予算管理、工程管理、品質管理、調達管理、リスク管理、機密・契約管理、変更管理、コミュニケーション管理、リーダシップ、要員育成など人的側面、プロジェクトに関する内部統制など

 

◇プロジェクトの評価に関する事
プロジェクト評価手法と適用技術、取得データの分析と評価、プロジェクト完了報告の取りまとめ、プロジェクト実績評価・分析、検収結果の評価、契約遵守状況評価、プロジェクト完成記録 など

合格基準点 午前問題T:60点/100点満点

午前問題U:60点/100点満点
午後問題T:60点/100点満点
午後問題U:ランクA評価のみ(ランクA-Dまでの4段階)

多段階選抜方式 ◇午前T試験の得点が基準点に達しない場合には、
午前U・午後T・午後U試験の採点を行わずに不合格

◇午前U試験の得点が基準点に達しない場合には、
午後T・午後U試験の採点を行わずに不合格
◇午後T試験の得点が基準点に達しない場合には、
午後U試験の採点を行わずに不合格

免除制度 次の@〜Bのいずれかを満たすことにより、高度試験(レベル4)の午前T試験の受験は2年間免除される

@応用情報技術者試験に合格
Aいずれかの高度試験に合格
Bいずれかの高度試験の午前T試験で基準点以上の成績を得る

受付期間 1月中旬〜2月中旬
試験期日 4月第3日曜日予定
合格発表日 6月中旬〜下旬
受験料 5,100円(税込み)
試験会場 全国各地
問合せ先 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理技術者試験センター