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社会保険労務士(社労士)について
社労士の資格は、厚生労働省を監督官庁とした、年金や労働・社会保険に関する唯一の国家資格であり、企業の経営資源の中でも"人"に関する問題を担当するスペシャリストです。
社会保険労務士の業務には、次のようなものがあります。
1.「提出書類の手続代行」
・健康保険/厚生年金保険/雇用保険の資格取得手続き
・上記の資格喪失の手続き
・労災保険の申請業務
2.「帳簿書類の作成事務」
・労働者名簿の作成
・賃金台帳の作成
・就業規則の作成
3.「コンサルティング業務」
・人事評価制度の改定
・勤務時間や休日などの労働条件の改定
・退職金制度の見直し
・労働関係紛争の防止や解決
労働問題から考えると、国内には5,000万人を超える労働者がいるにもかかわらず、平成21年6月現在の社会保険労務士の資格を持っている人は33,000人超しかいないので、資格を取得して活動する場はまだまだ沢山あるという事です。
また、年金問題等のスペシャリストでもあるので、特に高齢化問題や年金制度への不安が社会問題化している現在、社会保険労務士の資格は注目されている国家資格の一つです。
社会保険労務士(社労士)の資格試験について
資格名 | 社会保険労務士(社労士) |
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資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | ・大学/短大/専門学校卒業以上の学歴
3年以上の実務経験者 |
試験科目 | 1.労働科目
・労働基準法
2.社会保険科目 |
試験方法 | 選択式及び択一式
(いずれもマークシート方式) |
合格基準 | あくまでも定員数ではなく、合格基準は毎年変動しますが合格基準点以上を取れば合格となり、合格率は例年8〜9%前後です。 因みに、1科目でも基準点を下回ると不合格になってしまいます。 |
受験料 | 9,000円 |
試験事務 | 社会保険労務士試験センター |
管轄団体 | 全国社会保険労務士会連合会 |