当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
電験三種の資格について
電験三種とは、正式には第三種電気主任技術者免状の事で、財団法人電気技術者試験センターが年1回実施する国家試験に合格するか、工業高校・工業専門学校や大学の工学部電気工学科などの認定校を卒業し、法令に定められた実務経験をすることにより、経済産業大臣に免状交付の申請をし授与されます。
第三種電気主任技術者は、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く)の工事・維持及び運用の保安の監督を行うことができます。
工場や発電所・ビルなどで電気の工事や点検をするには、電気が安全に使用されるよう、電気主任技術者の保安監督の下で行なう必要があります。
電力需要が増大しているため、社会的には常に高いニーズがあり、社内での評価アップやキャリアアップ・転職にも有利な資格です。
電験三種の試験概要について
資格名 | 電験三種 |
---|---|
資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 年齢・性別・学歴・実務経験に関係なく、誰でも受験可能 (但し、高等学校の数学I、II、BおよびIIIの一部について理解している、又は、復習すれば理解できることが必要) |
試験期日 | 毎年1回、8月下旬または9月上旬の日曜日 |
試験内容 | (4科目/試験問題の約6割が計算問題) ・理論 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測 ・電力 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む)の設計及び運用並びに電気材料 ・機械 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理 ・法規 電気法規(保安に関するものに限る)及び電気施設管理 |
試験方法 | マークシート方式(五肢択一) 試験で使用できる電卓の規定有 |
合格基準 | 60点〜65点以上が合格ラインと言われています |
科目別合格制度 | 科目別に合否が決まり、4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者試験合格となります。 一部の科目だけ合格した場合には科目合格となり、翌年度及び翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除となります。 (3年間で4科目の試験に受かれば合格) |
受験料 | 5,200円 (インターネット申込み:4,850円) |
免状交付申請料 | 2,350円 |
試験場所 | 全国約30都市 (主に大学や専門学校など) |