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マンション管理士の資格について
マンション管理士とは、国土交通大臣からの指定試験期間である、財団法人マンション管理センターが実施する国家資格試験に合格した人のみが名乗れる、名称独占資格です。
資格がなくてもマンションの管理業務に従事する事が出来ますが、資格を持っていない人がマンション管理士を名乗る事が出来ないという事です。
そして、マンション管理士は、マンションの各戸の所有者によって結成された管理組合や住民からの相談に応じたり、マンションで日々発生する様々なトラブルを解決する為にアドバイスを行うコンサルタントであり、掃除や設備などの点検・取次ぎなどマンションの管理を行う管理人とは別の役割を担っています。
近年問題になっている、老朽マンションの増加の現状を考えると、将来性のある非常に有望な資格であると言えます。
マンション管理士の試験概要について
資格名 | マンション管理士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 年齢・性別・学歴・実務経験に関係なく、誰でも受験可能 (但し、マンション管理の適正化の推進に関する法律第30条第1号各号に該当しない方) |
試験期日 | 毎年1回、例年11月の最終日曜日 |
試験内容 | 1.マンションの管理に関する法令及び実務に関すること ・建物の区分所有等に関する法律 ・被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法 ・マンションの建替えの円滑化等に関する法律 ・民法(取引、契約等マンション管理に関するもの) ・不動産登記法 ・マンション標準管理規約 ・マンション標準管理委託契約書 ・建築基準法 ・都市計画法 ・消防法 ・住宅の品質確保の促進等に関する法律等 2.管理組合の運営の円滑化に関すること ・管理組合の組織と運営(集会の運営等) ・管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等) ・管理組合の苦情対応と対策 ・管理組合の訴訟と判例 ・管理組合の会計等 3.マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること ・マンションの構造/設備 ・長期修繕計画 ・建物/設備の診断 ・大規模修繕等 4.マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること ・マンションの管理の適正化の推進に関する法律 ・マンション管理適正化指針等 |
試験方法 | 50問/マークシート方式(四肢択一) 試験の1部免除者については45問 |
合格率 | 合格率は7〜8%前後と難関の部類の資格である |
受験料 | 9,400円 |
試験場所 | 全国の8試験地 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市及び那覇市並びにこれらの周辺地域 |
合格発表 | 財団法人 マンション管理センター |