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管理業務主任者の資格について
管理業務主任者とは、マンションの委託契約に関する重要事項や管理事務の報告を行うために設けられた国家資格です。
宅地建物取引士が不動産仲介業を営む際に必要なのに対し、管理業務主任者はマンション管理業を営む際に設置が義務付けられます。
マンション管理会社は国土交通省へ登録する際、30管理組合に1人以上の管理業務主任者を専任し、届け出る必要があるため、管理業務主任者はマンション管理会社にとっては必須の資格といえます。
但し、賃貸マンションのみを管理する管理会社には、管理業務主任者の専任設置義務はありません。
管理業務主任者の試験概要について
資格名 | 管理業務主任者 |
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資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 年齢・性別・学歴・実務経験に関係なく、誰でも受験可能 |
申込受付 | 例年9月上旬〜末頃 (郵送・インターネットにて受付) |
試験期日 | 毎年1回、例年12月の第1日曜日 |
試験内容 | 1.管理事務の委託契約に関すること ・民法(「契約」及び契約の特別な類型としての「委託契約」を締結する観点から必要なもの) ・マンション標準管理委託契約書等 2.管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること ・簿記 ・財務諸表論等 3.建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること ・建築物の構造及び概要 ・建築物に使用されている主な材料の概要 ・建築物の部位の名称等 ・建築設備の概要 ・建築物の維持保全に関する知識及びその関係法令(建築基準法、水道法等) ・建築物の劣化/修繕工事の内容及びその実施の手続きに関する事項等 4.マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること ・マンションの管理の適正化の推進に関する法律 ・マンション管理適正化指針等 5.1から4に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること ・建物の区分所有等に関する法律(管理規約・集会に関すること等管理事務の実施を行うにつき必要なもの)等 |
試験方法 | 50問/マークシート方式(四肢択一) |
試験方法 | 50問/マークシート方式(四肢択一) |
試験時間 | 2時間 |
合格率 | 例年、20%前後 |
受験料 | 8,900円 |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇、計8地域の各会場 |
実施団体 | 社団法人 高層住宅管理業協会 |